今日はマーケットが大きく下げました。折角何日も掛けてちょっとずつ戻してきていたのに、アメリカ発の震動で一気に元の木阿弥。流石にここまで売られると、諦め感が出てきます。

最近の日本市場の出来高を見ると、それは極端に少なくて、要は2月初頭のショック前にマーケットを買った投資家が、いずれコストまで戻って来るのではないか、早くコストまで戻って来てくれないか、と思って、じっと祈ってマーケットを見ていたので、出来高が減少したのでしょう。しかし今日の下げは、その状況に変化をもたらすかも知れません。諦めが強ければ、一旦損切りして、整理して、新しい取引に取り組む投資家も増えるかも知れません。今日の出来高は随分増えたし、そんな方向に少しは動いたと、思いたいところです。

トランプのせいでマーケットは右往左往ですが、或る意味トランプは、株式市場を気にして行動しているのではなく、彼なりの考え方でアメリカ国の大統領の仕事を全うしようとしているのかも知れないので、長期的にはプラスであり、短期的には振れが大きいマーケットが、暫くは続きそうですね。

まぁしかし、プラスがあればマイナスがある、マイナスがあればプラスもあるものです。いいことがあることを願いましょう。良い週末をお迎え下さい。