マーケットは分からない。上がると思えば下がり、下がると思えば上がる。
このことは前にもつぶやきで書いたことで、要はマーケット全体の中では、常に自分は遅れている人、或いは少なく知っている人、少なく考えた人なので、自分が何かを思う時には、マーケットは既に逆に行ってしまうのです。
私はこの現象を考える時、いつもイメージする絵があります。それは列車や車の車両の中に、重いモノと軽いモノが転がっていて、そして風船が浮かんで天井に張り付いている絵です。ここから車両が急ブレーキを踏む。
すると重いモノは前にずれていき、結果軽いモノは押しやられて後ろにずれる。
空気より軽い気体が入っているから浮かんでいる風船は、後ろにずれる。
何故ならば空気の方が比較的重いからそれが前にずれて、軽い風船を後ろに追いやる。
実際にそんな実験は危ないからしたことがありませんが、そうなる筈です。
マーケットに於ける自分は、いつもこの風船のようだと、私は思うのです。
そう認識しながらマーケットを見るのが、簡単ではないけれど、大切ですね。