私は忙しい時に、逆に仕事を増やす変なクセがあります。古くは中学生の頃に、中間テストや期末テストが近付くとやおら部屋の片付けを始めたり、その手の行動を良くします。未だにします。何故でしょう?現実逃避かと思ったのですが、そうではないかも知れません。人がタバコを吸うメカニズムと似ているかも知れません。

昔何かの本で読んだのですが、原爆のフィルムを見せた被験者と、そうでない被験者に、電気ショックなどの何かしらのストレスを与えて脳波をチェックすると、フィルムを見た被験者の方が、脳波のブレが少ないのだそうです。大きなストレスを受けた後なので、ストレス耐性が上がるらしいのです。そしてタバコを吸うのも同様で、喫煙というストレスを自らに与えることによって、その他のストレスに耐える、もしくは鈍感になる力を上げるのが、喫煙のメカニズムであると、その本には確か書いてありました。

私が忙しい時に敢えて用事を増やすのは、この喫煙と同様の効用を狙っているのかも知れません。ということは、無駄ですね。四の五の屁理屈云わないで、用事を淡々と済ませていこうと思います。