数日前の週末は、一種のボランティア活動で某地方都市に行っておりました。そのような活動や、当社の全国セミナー等で、私は日本中をかなり色々と廻ってきました。当たり前かも知れませんが、全都道府県を訪れたことがあり、泊まったことがないのは二県のみです。

私は人文地理的に観察するのが好きなので、土地の人の言動を注意深く追います。
地元の店に行ってカウンター越しに話すのを含め、なるべく会話を持ち、或いは店の中の地元のお客さんの言動を観察します。そして土地柄を特定することを試み、同時に歴史をひもといて、どのような理由でそのような土地柄、県民性などになったかの仮説を立てるのが好きです。

日本はやはり江戸時代が長かったので、当時のお殿様の属性や性格、長年に亘る教育の在り方、そして幕末・維新時の事情に、多くの地域が影響を受けているように感じます。もちろんそれらに更に大きく影響を与える条件として自然環境があります。差し障りがあり得るので、個別具体的な話は避けたいのですが、これからも斯様な観察を続けて行きたいと思っています。