科学的な話ではありませんが、私は或る特定の日或る所で或る人を想い出すと、私の首を擦るように小さい風が吹きます。不思議なものです。気のせいかも知れません。風は、建物の戸が開け放たれていて、たまたま吹き込むものと思われます。戸が閉まっていたら、非通知設定の電話が、ポケットの中でぷるぷると鳴りました。たまたまですね。

年年歳歳花相似 歳歳年年人不同(ねんねんさいさいはなあいにたり さいさいねんねんひとおなじからず)

この詩を読む時、「人同じからず」とはどういう意味なのか、いつも考えます。老いることか、考え方や価値観が変わることか、成長することか、堕落することか、周りの人が変わることか、或いは自分が軸ではなく、客観的に世の中の人が変わるということか。そんなことをゆっくり考える日が一日ぐらいあってもいいでしょう。

明後日は節分。季節の変わり目ですね。気持ちや考え方を切り替えるにもいい季節だと思います。彼の国も鬼っ子も、ちょっとやり方変わらないかなぁ。