大阪大学には、センター・オブ・イノベーション(COI)プログラムというものがあり、「人間力活性化によるスーパー日本人の育成拠点-脳マネジメントで潜在力を発揮できるセルフエンパワーメント社会の実現-」と謳っています。何やら分かりにくいですが、最近の研究成果の発表では、「ヘッドホン型ワイヤレス脳波センサを新たに開発し、予め準備した曲に対するユーザの脳波反応に基づいて、自動で作曲を行う人工知能を開発」したとのこと。

これでも何やら分かりにくいですが、要は音楽に対する各人の脳の反応を観測して、どういう音楽であればこの人の脳は活性化するかを人工知能が学び、それを素に人工知能が、その脳が最も活性化する音楽を自動作曲するのだそうです。これは面白い!これは色々なことに活用できそうです。脳の活性化に限らず、どういう音楽なら睡眠に落ちるか、そしてどのような音楽なら睡眠が深くなるか、更にどうすれば睡眠中の脳のリセットというか老廃物の掃除が進むか、などを研究して、その人にあったスーパー睡眠音楽を作ることもできるのではないでしょうか?活性化、良い睡眠、リラックス、その他、脳を上手い具合にコントロールできると、応用範囲も広そうです。

うーむ、気になる。ウェアラブルEXPOにも出ているとのこと。体験してみたい!様々なウェアラブルデバイスや人工知能がこれから出てくるのでしょうね。注目していきたいと思います。