今、鹿児島へ向かっています。全国投資セミナーを当地で開くためです。今週はとても忙しかったのですが、週末も色々あって忙しいし、来週も忙しいことが分かっています。ま、仕事なんてそんなもんでしょう。そんな中での鹿児島。生まれて初めて鹿児島に来たのは2005年のこと。はっきり憶えてないのですが、それ以来2回目の鹿児島かも知れません。

前回は、あまりにも短く、そして天候も悪く、当地を堪能することが出来ませんでした。77万石の大国。倒幕勢力のひとつの求心力であった、江戸とは或る意味対峙する存在。今回は天気も最高に良さそうで、短い時間ではあるのですが、しっかりと観察したいと思います。

特に、薩摩弁に興味があります。江戸時代、薩摩弁はとても細かく丁寧に教育・伝承していたと聞きます。幕府の密偵を、うぐいす張りのようにあぶり出すためでしょうか。標準語は江戸弁ではなく、主に土佐の言葉を軸に明治政府が作った人造語だと聞いたことがありますが、薩長土肥のうち、何故薩摩ではなかったのか。薩摩と長州の対比というのは、これまたとても面白いのですが、人は言葉によって考えるので、思考パターンのヒントは現地の言葉にあるかも知れません。
興味は尽きません。

今回は薩摩弁探求という目的を持って、色々観察したいと思います!