銀座のソニービルが来春で営業を一旦中止し、解体、2020年まで銀座ソニーパークとしてフラットな空間を提供し、2022年秋に新ソニービルの完成・営業開始をするとのこと。そうかぁ、中々感慨深いものがあります。

ソニービルの竣工は1966年春。私が初めて訪れたのは多分その直後、もしくは1年後くらいで、もしかすると私のもっとも古い幼少期の記憶かも知れません。歩くと音の出る階段が人気でとても混んでいて、本当に音が出た時には驚きまくった記憶があります。確か近くのパーラーに連れて行ってもらい、焼きリンゴなる当時の私には意味不明で不思議でとっても都会的・国際的・文化的な食べ物を見て、ソニービルと共に、大きな衝撃を受けたことを憶えています。

マネックスを創業する直前には、よくソニービルの中で、創業時に50%出資下さったソニーの役員の方々と、ミーティングを開きました。当時の私には、幼少期と同様、ソニービルは高嶺の花というか、なにか遠くて高い所にあるものの雰囲気を強くまとっていました。

1999年8月24日晩、マネックスの開業記者会見の前夜、ソニービルの壁面に、当社のあのマークとGiant Stepと書かれた大きな懸垂幕が掛けられました。私は同僚と共に、夜の数寄屋橋交差点に行き、その光景を見て、これから起きるドラマの前触れを感じながら、大きく心を躍らせました。

その後も、ソニービルとの縁は深くなり、普通の人の知らない出入り口を使うこともあったり、ビルの関係者とも顔馴染みになったり、地下駐車場まで続く深い構造などにも自然と詳しくなりました。一時期、ソニービルの4階に、マネックスラウンジなる小さなスペースも運営していました。懸垂幕は都合(確か)4回掛け、一階の晴海通り沿いの広告スペースにも広告を出した時期もあります。マネックスセゾンカードが出来た時、当社以外の人と初めて私のマネセゾカードを使ったのも、ソニービルの中のイタリアンレストランでした。

ソニービル、思い出が一杯だな。来春まではまだ時間があるので、色々と再訪してみたいと思います。また新しい文化・情報の発信起点になることでしょう。未来が楽しみです!