久し振りに朝日を見ました。朝日なんて一年中どこでも、晴れていれば見られるものですが、最近あまり目にしていませんでした。日が出始めると、本当に数秒ごとに景色の表情が変わり、そして一気に明るくなり、30分もすると赤い太陽から白い太陽になり、強烈な熱をぶつけてきます。太陽って本当に力強くてありがたい。朝日を見たら、なんか元気になりました。ま、もともと元気なんですが。私は海に入っても元気になるし、こういう自然の摂理に身を委ねるのが、合っているのかも知れません。一方、普段使わない神経も随分使う機会がありました。脳やカラダの機能を元気に維持するには、予測不能のダイナミックな入力をして、様々な反応をさせることが有効で、ちょっと疲れたけれども気分はとてもいいです。朝日は規則的ですが、こちらは不規則。とどのつまり、色々と雑食が一番なのでしょう、私には。いずれにしても、朝日はもっと見ようと思ったのでした。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。