恥ずかしながら鮫洲の試験場まで、運転免許の更新講習に行かねばなりませんでした。講習時間は2時間。違反講習であります。前回はゴールド免許だったのですが、自分でもなんじゃこりゃ?と思う意外な場面で不本意にも違反を犯してしまい(もう一年以上前のことですが)、今回は違反講習となりました。免許証はブルー。3年後の更新も、私の計算が正しければ、残念ながら違反講習になってしまい、ゴールド免許に達するには今から6年掛かると思われます。無念。
しかし2時間も講習を受けると、色々勉強になりました。例えばいわゆるラウンドアバウト、日本語では環状交差点、信号のない円上の交差点に車が進入すると皆時計回りに周回して進行方向の道にまた脱出して行く形式のものが、大震災以来日本でもポツポツと増えていることを知りました。宮城県が最多で、これは大震災で停電となり信号機が動かなくなり、交差点で車が立ち往生している時に津波が来てしまったことに対する反省から、進められているとの説明でした。他にも自転車運転に関する規制や罰則が強化されていたり、赤信号で右に緑の矢印がある場合にUターンすることが認められるようになっていたり、色々と道路交通法とその周辺法律も進化していることを知りました。
しかしあの講習をする警察官(でしょうか?)の方は、反応の薄い大人生徒を相手に難儀な仕事をされてるなぁと思いました。講習の冒頭に、居眠り・内職禁止、注意しても直らない場合は退出で講習は受講したことにならないこと。更には、講習には見回り検査が来て、居眠り・内職などが行われている場合には、講習全体が無効となり、全員再度講習を受けねばならなくなること等が説明されました。この最後の説明は中々効果的で、講習がフイになったらたまらないので、講習受講者間にも相互監視的な意識が起きるのか、その結果居眠りする人は皆無で、こんなところにも技というか知恵があるものだと感心しました。
人間の持ち時間は有限なので、どういう場合でも時間を無駄にしないように気を付けないといけないですね!今日は云い訳のような反省のような、若干不可解なつぶやきですいません!