人権。若い頃にはそのことについて聞くと、何故か熱い思いが生まれた人権問題。歳を取るにつれて、あたかも蛇口をひねると常に出るきれいな水のように、或いは常に存在するきれいな空気のように、当たり前の存在として思うようになってしまった人権。しかしこの人権を勝ち取るには多くの戦いがあった訳ですし、今でもその戦いは続いており、世界の多くの地域では未だ人権が確保されていないことが多くあります。そんな人権を擁護する活動をしているHumanRights Watch(ヒューマン・ライツ・ウォッチ)という国際的NGOに、私は或るきっかけから5年以上前から深く関わってきました。その東京支部の立ち上げをサポートし、3年前からは国際理事会の理事も務めています。今週は本件に関わる課外活動が、夜から深夜にかけて多くあります。もちろん業務に一切支障がないようにいたします。しっかりと仕事をしながらも、忘れないようにしたいと思っています。