神話なるものに興味を持ちました。ギリシャ神話とかの、あの神話です。一歩間違えると宗教とか政治に深く関係してくるので、不用意な発言は避けなければと思うのですが、先ずはふと古事記が読みたくなりました。理由は自分でも不明です。分かり易いものを購入して読んでみるとこれが面白い(但し冒頭部分の神々の話の部分ですが)。昔から神社は好きですが、あまり古事記や日本の神話には興味を持ちませんでしたが、頭の中で繋げてみるとこれが面白い。幼い頃からどういった神社を訪れてきたか、どういう印象を持ってきたか、そういうことと古事記の世界を繋げてみると、何か関係があるようで面白い。
或いは最近読んだ松井孝典先生の「スリランカの赤い雨」の影響で、天変地異や疫病の流行などと彗星の運行の関係などが気になり、神話の世界にこれらの証を探してみたいと思ったのかも知れません。いざ古事記を読んでみると、とても人間臭くて(神様が人間臭いというのも変ですが)、そして豪快で、明治時代の話を読むような面白さがあります。各国の神話も読んでみたら、自然現象のかけらの発見やら、各地の人々の考え方の基礎的影響を垣間見たりで楽しいのではないでしょうか?時間も掛かりそうですが、チョロチョロと手を出してみたいと思います。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。