政治的なことについては発言を控えたいのですが、その政治的な論点ではなく、情報的にどのような視点があるかについて少々つぶやきたく。年末の安倍首相による靖国神社参拝に関する報道についてです。主に2つ。

ひとつはアメリカの反応について、ほとんどの報道が、アメリカが予想外のネガティブな反応をして「大きく失望」と異例のリリースをしたと云いました。テレビに出てくる評論家も皆難しい顔をして同様の内容を云いました。本当はどうなんでしょう?これは分かりません。しかしアメリカ大使館が出したリリースそのものは簡単にホームページ上で読むことができます。3つのパラグラフの短くて簡単な文章。確かに disappoint と云う言葉は使われていますが、私にはもっと淡々としていて、予想の範囲内での対応のように読めます。私が読み違えているかも知れません。しかし世の中の報道や評論家が一色なのに比べると、あのリリースを読めば、もっと色々な解釈を、私のような解釈も含めて、あっていいと思うのですが、あの報道は変です。みんな原文を読んでいるのでしょうか?読んでもああ云う一辺倒の解釈なのでしょうか?それとも敢えて一色にしているのでしょうか?

もうひとつは中国、韓国や東南アジア諸国の反応。これももちろん色々あるでしょう。実際色々あります。中国の中でも、街中は冷静だったり、韓国でもやらせ的報道があったことが分かっています。でも当然反発した政府も人も多くいたでしょう。しかしそうでもなかった政府も人もいたのに、そのことはほとんど報道されません。日本の、いやこれはもしかしたら日本だけでなく世界中のマスコミの、報道の仕方に大いに疑問があります。しかしそう云ってみたところで、簡単になおる由もありません。情報は自分で様々なルートから摂取し、自分でパースペクティブを作るしかないのでしょう。

誤解を避けるために云いますが、私は今回のことについて賛成とも反対とも一切意見を云っていません。報道の在り方についてのみ、感想を述べているだけです。
因みに、このような情報と評価の構築方法は、トレーディングや投資の世界でも大切なことです。