年末年始に、松井孝典先生の「スリランカの赤い雨」を読みました。ぶっ飛ぶくらいに面白いです。私は松井先生の大ファン、そもそも小学生・中学生の頃から竹内均先生のファンだった口ですから、簡単に感化されてしまいます。というか基本的な考え方のテイストが、小さい時から竹内先生・松井先生の流儀に合っていたのか、小さくて頭が柔らかい頃にニュートン(雑誌)その他を読んで影響を大きく受けたのか、いずれかは知りませんが松井先生の考え方は本当にすんなりと私は受け入れてしまいます。
インドやスリランカで赤い雨が降る。その中には細胞状物質が含まれている。生命が宇宙から飛来するパンスペルミア説とその周辺。ビッグバンと恒常宇宙論。
あぁ、面白い。大学を文系に行ってしまったのは、いくら後悔しても後悔しきれない私の人生の失策です。でも専門でない立場でかじって楽しむことが出来るのは、文系の理科男の特権かも知れません。暫くはこの系統の本をいくつか読んでみようと思っています。