私のアイドル、松井孝典先生のお話を聞きました。短すぎて、とってもとっても残念だったのですが、それでも尚、松井先生の話は面白かったです。松井先生は科学と技術は全く違うと云います。科学は基本的に役に立たない。役に立つのは技術。日本はそれをごちゃ混ぜにしてしまう傾向が強い(今日は仰いませんでしたが、文部科学省という、研究と教育と技術展開をごちゃまぜにしている体制にも、強い懸念を持たれています)。松井先生は自分は科学者で役に立たないが、科学は世界観を構成するのには役に立つと仰います。蓋し名言。私は科学者になりたかったけど、高校生の時に科学の道から完全脱落した私は、おこぼれちょうだいで世界観を少しでも磨いて、科学の技術転用、即ちサービスへの応用に努めたいと思います。