東京は先週末は素晴らしい天気でしたが、今週の日本は連続して台風が迫ってくるようです。季節柄そんなものでしょう。野分、即ち台風の過ぎた後は「をかしい」、趣があるというのが古来の日本の感覚だったようですが、今はそんなことは云ってられません。しかしそれは台風の性質が変わったからでしょうか?恐らくそうではないでしょう。古典を書きあらわしたのが貴族であったので余裕が違ったのでしょうか。週末はまだ3日先ですが、今から源氏物語第28帖・野分を急ぎ調達して、週末ゆっくり読んでみましょうか。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。