風が吹くと桶屋が儲かる、とは古い云い回しですが、似たような話を今日聞きました。羽毛の値段が高騰しているとのこと。様々な理由があるようですが、いずれも中国で大きな2つの理由があるようです。ひとつはネット販売が普及してダウンジャケットや羽毛布団が良く売れるようになって品薄となったとのこと。そしてもうひとつは牛肉好きが増えて食べ物としてのアヒルの消費が減り、アヒルの主産物が食用肉で副産物が羽毛であるため、そもそもアヒルの飼育が減ったとのこと。へぇ~。因みにこれは某経済新聞社の商品部の記事から知ったのですが、この新聞は商品(コモディティ)とスポーツの記事が一番面白いです。記者魂を感じます。
それはさておき、食の好みの変化は、下手をするともっと大きな変化を我々の生活に、ひいては地球という星の状態を変えていくかも知れません。直感では、牛肉好みの普及は、オリジナルカロリー摂取量を高め、効率が悪そうで、地球環境にも悪そうです。日本流の食事を世界にもっと輸出すべきですね。