空港の自動化ゲート。パスポート・コントロール(出入国審査)を、パスポートを機械にかざして指を置くだけで通れる便利なもので、通常の窓口に長い列が出来ていても、横をすいすいを通れる優れものです。私は日本の空港の出入はもちろん、香港空港でも同様の手続きを取っており、時間を大きく節約出来ています。日本の自動化ゲートも香港の自動化ゲートも、予め知っていた訳ではなく、ある時空港で横にそのような仕組みを見掛けたので、係員に聞いて、どちらも10分程度掛けて登録したものです。あまりにも便利なので、よく行くアメリカの入国審査も同様に出来ないかと画策しましたが、自動化ゲートはあるものの、登録するにはアメリカ国内に住んでいて、審査の呼び出し通知を受け取れてかつ出頭できなければいけないとのことで、空港でその場で登録できる日本や香港とは大違いであきらめました。しかし日本と香港だけでもかなり便利です。しかし、この自動化ゲートを利用している人がとても少ないです。少ないから空いているのですが、不思議です。「知らなかった」「急がないから」という理由を会社のまわりで聞きましたが、我が国は今度、海外からの旅行者が増えると見越して、外国人用の自動化ゲートを多く作る計画とのこと。ふーん。日本人よりも外国人の方が需要が大きいのでしょうか。なんかイメージ的には日本人の方があくせくしているような感じがしますが違うのでしょうか?ターゲットとしている海外からの旅行客が主にアジアからで、アジアの人は日本人以上に忙しくしているのでしょうか?どうでもいいことですが、この手の人の性質の表れには興味が尽きません。確かにヨーロッパにはありませんね。もっと観察したいと思います。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。