昨晩、サンプラザ中野さんのソロ・コンサートに行ってきました。中野さんにはもう5年以上マネックスメールに毎週コラムを書いて頂いてますし、一緒に株の本を出させて頂いたり、当社のイベントに出て頂いたりと、当社にとっては最も仕事上のお付き合いの深い芸能人です。そしてそう云うお付き合いを越えて、中野さんとは、これは一方的かも知れませんが、とても親しく友人のようにお付き合いをさせて頂いています。中野さんはとても才能に恵まれた方で、株や経済にも詳しく、ゲームも考案し、ホメオパシーの専門家で、ダイエット本も書き、作詞家でもあり、また今回小説まで書いたと云う、まさにマルチ・タレントです。
その中野さんがデビュー23年目にして、ソロ・デビューしました。1年半ぶりのコンサートは、それはとても優しい雰囲気に満ちた素晴らしいものでした。そしてやはり中野さんは、何にも増して、これは才能の問題を超越して、歌を歌うことが好きなのだと強く感じました。「好きこそものの上手なれ」と云いますが、「好き」から派生するパワーは凄いものです。しかしこのような「自分を起点としたパワー」は、ともすると空振りすることがあります。「好き」な気持ちを如何に相手に伝えて、相手の中にも同じような動きを起こさせるか。それを実現できるのが、プロのプロたる所以なのでしょう。
ミュージシャンのステージは、生身の人間としての真剣勝負な所があり、見る度に考えさせられることがある、私にとっては重要な場です。またも貴重な体験をさせて下さった中野さん、ありがとうございました。