或る大切な知人の文章を読んでいて、アメリカでミツバチが集団失踪していることを知りました。全米各地の養蜂家の管理する巣から、去年の秋から集団失踪が続いており、その規模は全米養蜂家保有ミツバチ数の4分の1にも上るらしいです。原因には、ストレス説とか、寄生性の病原菌説とか、諸説が唱えられているようですが、まだ判明はしていないようです。

ミツバチは様々な農作物の受粉を仲介しているので、深刻な食糧危機になる可能性もあるそうです。驚きですね。一方東京の銀座では、ビルの屋上でミツバチが飼われていて、銀座の街路樹などから蜜を集めて銀座ハチミツを作るプロジェクトが既に数年間行われていることを、先日知りました。これも驚きです。

私は小さい頃から昆虫が大好きでしたが、どうも蜂だけは苦手です。蜂と云えば思い出すのは「みなしごハッチ」。子供向けのアニメとは思えない残酷さが、妙に印象的でした。そんな記憶しかないところが、私の蜂に対する興味のなさを表しています。でも本当は驚きに充ちた虫の筈です。ひょんなきっかけでミツバチに気を取られた最近なので、ちょっとは勉強してみようかなと思います。