私は浴衣が好きです。今日は「株のがっこう団塊世代編in横浜」が開かれました。私も御挨拶をするために、会場となった「万葉倶楽部」と云う温泉空間に赴きました。受付で「甚兵衛にしますか?浴衣にしますか?」と聞かれ、私は一瞬躊躇したのですが、「浴衣を下さい」と云いました。体の動きなどを考えると甚兵衛の方が楽で、はだけるなどの失礼も起こりえず、いいかなとも思ったのですが、私はやはり浴衣が好きなのです。
控え室に行って、早速浴衣に着替えました。角帯を(と云ってもそれほど立派なものではありませんが)、男結びにすると、自然とシャキッとした気持ちになり、普段猫背の私も、ちょっとだけですが背が伸びます。歩き方や振る舞い、延いては目線や考え方にまで影響を与える気がして、服装とは面白いものです。浴衣を着て、朝顔市などの縁日やお寿司屋さんに行くのが、今から待ち遠しくなってきました。先日、かつて浴衣を買ったことのある地元の個人店の前を通ったら、廃業していました。浴衣の需要は、一般に下がっているのでしょう。でも私は、これからも浴衣を愛していきたいと思います。