シンク・アウトサイド・ザ・ボックス・・・箱の外で考える、即ち型に嵌らないで考える、と云う意味です。最近よく耳にする言葉ですが、とても重要なことです。新しい価値を創造する源として、非連続な発想が必要です。ところで直訳の「箱の外で考える」を、先日身を以て体験しました。新卒の新入社員に、「どうしたらマネックスがもっと良くなるか」というテーマで考えさせ、社員向けにアクション・プランをプレゼンテーションさせました。
火曜日のことだったので、入社12日目です。具体的な内容は内緒ですが、中々面白い視点で、実際に展開できそうなアイデアでした。これなど正に「箱の外で考える」ではないでしょうか。即ち、会社という箱に入って未だ12日目ですから、その視点は未だ箱の外でしょう。こう云う作用が、会社にとってはとても大切だと思います。問題は、彼ら、彼女たちもすぐに箱の中に入ってきてしまうことです。そこで私も含めて、箱の中に居ながら、意識的に箱の外で考えなければいけなくなります。「シンク・アウトサイド・ザ・ボックス」−常に強く肝に銘じておきたい言葉だと思います。