最近アメリカで発表された日本人の学者チームの研究結果によると、帰宅する道順を記憶している特定の脳細胞があるそうです。そのため仮に酔っ払っていても、その細胞が活動してちゃんと家に帰れるようです。
原文を読んでないので定かではありませんが、と云うことはこの脳細胞は酔っ払わないのでしょうか?しかしよく考えると、どんな動作でも最初は考えたり訓練しなければ出来ないことが、一旦慣れると、無意識に出来るようになります。自転車に乗る、そんな簡単なことでも、最初は誰でもこげない訳ですが、一旦憶えると、少しぐらい酔っ払っていても問題なくこげるようになります(注:仮の話であって、自転車でも酔っ払い運転はいけません)。
縁石の上を仮に歩いていてバランスを崩すと、誰でも無意識のうちに車道側ではなく歩道側に倒れます。形状記憶メタルのように、脳細胞は定型パターンを記憶するものなのでしょうか?仕事などにおいても同様に、いざという時に反射的に正しい動作が出来るようになるまで、繰り返し修練することが大切だと思っています。