新約「巨人の星」が始まったそうです。少年マガジンで先週から新連載、その名も「花形」。花形満の花形です。私は未だ読んでいないのですが、ちょっと気になります。主役が飛雄馬ではなくて花形であるところに、時代の流れがあるのでしょう。今時ベタのスポ根は受けないのかも知れません。

私は生粋のアンチ巨人ですが、それでも「巨人の星」は漫画でもアニメでもよく見ました。ほとんどが物理学(力学)を無視した設定ですが、大リーグボール2号「消える魔球」は量子論ボールであるという物理学者の説もあります(都筑卓司著「不確定性原理」。詳しくは2000年8月1日の<つぶやき>を御覧下さい)。

それはさておき、やはり一番印象に残っているのは、大リーグボール1号と、その養成ギブスです。普通の人がつけたら箸を持つことも出来ないようなバネ・ギブスをしながら、飛雄馬は居間から壁の小さな穴に向かってボールを投げ、家の外の木に当たり跳ね返ったボールは、また壁の小さな穴を抜けて飛雄馬のミットに戻る。あの場面は、理不尽さを超えて、強烈な感動”的”記憶を植え付けました。その飛雄馬がギブスを外すと、猛烈な球威の球が投げられる訳です。

私にとっての大リーグボール養成ギブスは睡眠不足です。PCの移行作業も終わり、昨日は久しぶりに「午後」の時間帯から眠りについたのですが、朝は頗る快調でモリモリに元気になりました。普段から負荷を与えているので、それを外すとかなりの余裕がリリースされます。安定した出力を出せるよう、ギブスのサイズを調整していきたいと思います。