今週末のビッグイベントはノートブック・パソコンの交換です。長年愛用してきた旧機は、まだピンピンに元気なのですが、社の情報セキュリティ等の要請から、新機に交換することとなりました。

私は年季の入ったパソコン使いですから、このような交換はお手の物ではありますが、同時に厖大な作業を伴います。何せDOS時代からのユーザーで、しかもその当時のソフトで個人的に未だに使っているものまであります。もちろんこのようなソフトは保守も終わっており、かなり微妙に設定を微調整しないと現代のパソコンではうまく動かなかったりします。マウスの動く速さから電源マネジメントまで、あらゆる部分をファイン・チューンして使っているので、これらもまた新機に於けるベスト・チューンを探さねばなりません。おまけにキーの割り当てまでしてますから、これも再現しなければいけません。誰もが使う一般ソフトでも、微妙に表示方法などの設定を変えていますから、これもまた調整は大変です。海外出張もそれなりにありますが、国によってネットワークの設定にはクセがあるもので、旧機ではどこでもストレスなく対応できるコツを習得しましたが、これもまた新機での対応方法を知るには時間も掛かるでしょう。

旧機はバックアップ体制も万全で、全く同型の機種をもう一台取ってあるので、筐体にもし支障が起きても(例えば濡れて動かなくなるなど)、いつでもハードディスクの居抜きをするだけで問題なく使えるようにしてありますが、そのような安全保障体制も確立しなければいけません。うぅぅ。キリがありません。しかし面倒臭いと思うよりも、どこかしらウキウキしてしまうのは、やはりビョーキでしょうか。旧機は旧機で、これからも別の人生(?)を歩むべく、大切に取り扱いたいと思います。