新子を食べに行きましょう、と云ったら、それはお新香ですか?穴子ですか?と聞かれました。ぎゃふん!新子は新子です。コハダの子供。丁度今時分に2週間程だけ食べられる、小さくて、柔らかくて、クセがなく、しかし香りのするアオザカナ、夏の風物詩です。

九州の西側・長崎界隈、次に東側・豊後水道、更に北上して知多半島沖と順番に捕れていくのですが、今年は九州に大雨が降っていたので、大量の泥水によってダメになっているのではないかと心配していました。しかし新子はやって来ました。あぁ、ヨカッタ。気のせいか例年より貧弱な気もしますが、紛れもない新子でした。

私は色々な形でお魚を大量に食べます。お魚を食べない日というのは稀です。その魚好きが思うのですが、水産資源を取り巻く環境は、毎年急速に変化しています。基本的には悪い方向へ、悪い方向へと進んでいるように思えます。人間勝手な発想かも知れませんが、少なくとも元来この国に住む人が食してきたものを、これからもこの国の住人は食べていける程度には、保全したいものだと思います。いつまで美味しい新子が食べられるでしょうかね?