自宅にハバネロがあります。元々種で買ってきたのですが、すくすくと育っています。ところが先日、水をあげない日が数日あり、ボロボロに萎(しお)れてしまいました。万事休すかとも思いましたが、水をたっぷりとあげると幸い元気に復活しました。復活した翌日、ふと気付くと小さな花がいっぱい咲いていました。これでハバネロの実がなります!

小さい頃にカニ・シャボテンを育てていたのですが、毎年凄い量の花が立派に咲きました。近くの家にもカニ・シャボテンがあったのですが、こちらは図体は立派なのですが、花はチョボチョボと貧弱にしか咲きませんでした。私は夏場は殆どカニ・シャボテンの面倒を見ず、乾き切ってまるで枯れ木のようになるのですが、逆にそれが花を多く咲かせる秘訣だったようです。要は生命の危機を感じると、焦って子孫を残すために花をいっぱい咲かせたようなのです。
ハバネロも同じでしょうか。子孫を残すために作った実を食べてしまうのも可哀想ですが、生命の仕組みの偉大さを噛みしめて、辛さに痺れたいと思います。