先日新聞でビックリする記事を読みました。商業用の捕鯨が禁止されて随分と経ちますが、その結果鯨は増え続け、今では世界中の鯨が年間に食べる水産資源の量と、人類が年間に消費する水産資源の量が同じになってしまったそうです。但しこのような情報には気を付けるべきであり、元々ほぼ同量を消費していたのかも知れませんし、人と鯨の体積の差を考慮すると、驚くことではないのかも知れません。しかしやはり驚いてしまいました。仮にこの変化がここ数年の大きな変化だとすると、これは由々しきことです。鯨が増えると或る魚が減り、その魚が減ると或る生物が増え、その生物が増えるとまた何かが減ってしまうとか、そう云う連鎖もきっとあるでしょう。なべてバランスを崩すことは危険なことです。
この手のことは海の中だけでなく、地球上の至る所で起きているのでしょう。原油を燃やし過ぎて、或いは車を利用し過ぎて、二酸化炭素が増え、地球温暖化などの危険な状況を生みつつもあります。再生する資源と再生しないものをしっかりと区別して認識し、再生する資源についてもバランスを欠くと元も子もありませんから、常に全体のバランスを考えることが必要です。
私は環境問題に関してはしっかりと学習したことがないので、詳細も分かりませんし正確さを欠いているとは思います。そして一人が出来ることは限られています。しかし私もちょっとずつ、地球資源について考え、正しい行動は何か?について考えていきたいと思います。