週末に株主総会を開きました。マネックス証券、もしくはマネックス・ビーンズ・ホールディングスでは、上場以来ずっと土曜日に総会を開いています。なるべく多くの株主の方の御意見を拝聴できるようにとの考えからそうしています。

今年で都合6回目。初回だけ日比谷公会堂で、以来ずっと日本青年館で行ってきました。これは主に費用的な理由からです。社員総出の手作り総会で、或る意味で慣れてきている面もありますが、やはり総会はとても緊張します。一年の中でもっとも緊張する日であり、総会が終わって、「あぁ、やっと(会社の)一年が終わった」と云う実感が湧きます。

総会の場で、株主の皆様の御意見を直接伺う。議決権行使を通じて、株主の皆様の御意見を確認する。上場会社にとっての最大イベントであり、この緊張感は、いつまでも変わることはないと思います。会社にとっての大晦日は総会の日ではないかと感じます。

そして総会のあとの打ち上げは、同時に一年の中で最もリラックスする瞬間です。新しい一年に向けての、リプロダクションと云うか、リインカーネーションと云うか、そんなエネルギーを一気に蓄え直して、そして発散し始める、そんな日です。私の感覚では、総会の日は大晦日と元日が同じ日の間に一気に来るようなものです。総会で頂いた御意見を大切に受け止めて、これから一年、脇目も振らずに邁進していきたいと思います。