OTAKU−MAILなるものの発行を社内で始めました。オタクなノリで、ネット上の社会現象などを追い掛け、その情報を社内で共有しようという試みです。

私の年代だとオタクと云えば宅八郎を思い出しますが、オタクと宅八郎はどちらが語源でしたっけ?答えはオタクが先で、オタク評論家として芸名・宅八郎が登場したものです。オタクの語感は、時代と共に微妙に変化しているように感じます。以前は日本独自のローカルなもので、かなり狭い領域の現象を指していたように思いますが、いつからかより大きな一般的な社会現象として認知されるようになり、次第に日本を飛び出して世界に波及していきました。OTAKUは英単語としても使われるようになり、実際に国際会議や欧米の雑誌・新聞などでも耳や目にすることがあります。しかもかつては固有名詞であったものが、最近は普通名詞化しているようです。(例:He is an otaku.)
当社のOTAKU−MAILも、変なものを追い掛ける試みではなく、一般的な社会現象を発見・確認しようとするものです。私は小学生の頃から秋葉原のラジオセンターに出入りして、「初ラ」や「ラ製」を片手にトランジスタや抵抗を買っていましたし、未だに秋葉原は最も好きな街の一つですから、オタク的素養が強いと思います。

ネット証券というビジネスが、オタク的なものか非オタク的なものか、或いはオタク性との関連があるものかすら定かではありませんが、何事にも好奇心を持つことはいいことだと思っています。さて今晩もネット上のオタク探検をしようかなっと♪