日本チームのWBC優勝、おめでとうございます。

今更私が言うまでもないことですが、有力選手の不参加やペナントレース開始直前という厳しい状況の中でチームをまとめた王監督や、一貫した態度でチームを引っ張ったイチローなど、それぞれのメンバーが思う存分力を出した、素晴らしいチームだったと思います。無冠のアジアNo.1投手だった松坂がMVPに選ばれたのも、他人事ですがとても嬉しく感じます。渡辺投手の投球フォームを真横から撮った大きな写真を掲載して、「真のワールド・シリーズはここから」という見出しを付けたニューヨーク・タイムズの紙面を今朝のテレビで見ましたが、流石にあのアンダースローはアメリカ人には衝撃で、井の中の蛙ではいけないと反省したのか、或いは純粋に未知なるものに対して興味が湧いたのでしょうか。そんな一石を投じられたのは、溜飲が下がる思いがします。

ところでプロスポーツで優勝すると、どんな競技であっても大概ビールなどのお酒を掛け合い、かなりの量の祝杯を上げるように見えるのですが、一夜明けたテレビ局のスタジオでのインタビューというのは恒例のようで、不思議なことに二日酔いになっている人を私は見たことがありません。何故でしょう?我慢してあまり飲まないのでしょうか?あまりにもお酒に強いのでしょうか?メイクでカバーしているのでしょうか?気になります。それから代表チームに監督の名前を冠に付ける慣例、あれはどうしてなのでしょう?オリンピックでの野球がそうであったように、そうすると万が一監督に事故が起きた場合に、正式な指揮官の交代を任命しにくい不都合があるように思われるのですが、考えすぎでしょうか。

まぁ、これらのことはどうでもいいことですね。チーム・ジャパン、本当におめでとうございました!