以前にも書いたことがありますが、当社にはつくしと呼ばれる学生アルバイトがいます。これはそういう渾名の学生がいるのではなくて、学生アルバイトの総称であり、当社の中では「新卒」などと同じ一般名詞です。マネックスの創業時から代々いるので、もう7代目になります。「つくし長」なる者がいて、常時5〜6人おり、自治的にローテーションを組み、何気なく代替わりしていきます。可愛くもあり、新鮮な空気を吹き込んでくれることもある、私たちにとっては自然な存在です。
今回、そのつくしとつくし卒業生達が、つくし総集編とも言うべき本を作ってくれました。つくしが当社とどう出会い、何を学び、何が彼らの中に生きているか。その本は、当社に対する暖かな優しさに溢れていて、私は泣きそうになってしまい、人目を憚ってしまったため、未だ読み終えていません。
こんな私的な話を書いて申し訳ありません。しかしどういう形であれ、会社のアクティビティが、何人かの胸の中に暖かな気持ちを生んだことは、やはり嬉しいことです。願わくは、つくしだけでなく、当社にとっての多くの様々なステーク・ホルダーの方々に、少しでも温かい気持ちを持って頂けるような、そんな会社を目指したいと思います。