本日、バンガード・インベストメンツ・ジャパン証券株式会社、トヨタファイナンシャルサービス株式会社、株式会社講談社、そして当社の4社は、『投資教育に関する共同アピール』というプレス・リリースを出し、東証アローズで記者会見も開きました(プレス・リリースについては、当社ホーム・ページで御確認下さい)。

当社は、「投資家の投資リターンは、最終的にその投資家の投資リタラシーに従属する」という信念のもとに、様々な形でお客様の投資リタラシ−向上の助となるように努めてきました。その延長線上に、マネックス・ユニバーシティの設立もあり、今回の共同アピールもあります。上記4社は、同様の思いと志があり、自主的な研究会である「これからの資産形成を考える会」を立ち上げ、過去1年に亘り日本の個人投資家の資産形成について議論を重ねてきました。
本日、その成果を『「長期」「分散」「最適」で考える世界一シンプルな投資法』(講談社刊)としてまとめ、出版することとなりました。金融の、少なくとも個人による自立的資産形成の先進国であるアメリカの知恵を素に、4社で牽制・検証しながら、真に個人投資家のためになる、資産形成の基本教科書のような本を作ったつもりです。経団連の奥田会長と、バンガード・グループのジャック・ブレナン会長からの巻頭言も頂きました。「お金の泉」というブログとの連動も出来るようになっています。

当社としては、今後はマネックス・ユニバーシティが中心となって投資啓蒙、資産形成教育に取り組んで参ります。今日は日経平均は1万5千円を超えましたが、こういういい市場環境であるからこそ、基礎的な資産形成についても並行して今一度確認して頂けたらと願っています。