また北京に行ってきました。土・日・月と、日本での三連休を捨てて、土曜の午後から日曜の晩まで、ビッシリと或るフォーラムに参加して、月曜日は市内のヨーカ堂などを見学してきました。東京は三連休の間ずっと天気が悪かったようですが、北京は快晴でした。特に土曜日は、国慶節という1週間に亘る国民の祝日の次の日だったので、空が濃いめの青に澄み切っていました。1週間、交通量も少なく工場も大方閉まっていたので、空気が綺麗になったのでしょう。北京を発つ月曜日には、既に空は薄い青と黄色と白を混ぜたような色になり、透明感はなく、要は強烈なスモッグに包まれていました。高度経済成長期の四日市市などは、こんな感じだったのでしょうか。
北京に生まれて初めて行ったのはたった15ヶ月前のことですが、この間に何度も訪中することになりました。毎回新しい発見があり、もちろん行く度に経験値も溜まってきます。フォーラムの中で、私もパネリストとしてスピーチしたのですが、冒頭の挨拶部分を中国語でおこなった所、大変好評でした。虎穴に入らずんば虎児を得ず。何事も同様ですが、付き合いを積み重ねていかないと、お互いのやり方は理解出来ません。購買力平価を使って計算すると既に我が国のGDPを上回る経済規模を持つこの国とは、しっかりと与(くみ)していきたいと考えています。