飛行機の中でウィル・スミス主演のHITCHという映画を見ました。日本未公開で、近々上陸するでしょう。主人公ヒッチはデート・ドクターといって、うまく思いを伝えられない人の手助けをするのを職としているというコメディーなのですが、その冒頭部分で興味深い数字が出て来ました。「人のコミュニケーションはボディ・ランゲージが60%、声が30%、内容は10%だ」というのです。

これとは別に、アメリカの心理学者メラビアンによる法則を以前に聞いたことがありますが、こちらは「人の第一印象に占める割合は、目(視角)から入るものが50%、耳から入るもの(見た目)が40%、話の内容が10%である」というものです。どちらも蓋し名言、というか少なくとも後者は学術的な研究の結果だと思いますが、とても参考になります。

我々のビジネスでも同様でしょうか?6−3−1の「1」の部分はとても大切ですが、前半部分も、やはりお客様(即ち、人)を相手としている以上、極めて重要でしょう。当社もこのバランスをしっかりと認識して進んでいきたいと思います。