明けましておめでとうございます。
今年は新春から昇り調子の年だと感じています。元日の天候は大荒れになると言われ、大晦日には突然の大雪になりましたが、結局年が明けると素晴らしい快晴となりました。仕事始めの今朝も一瞬雨が降りましたが、場が開くまでには晴れ、今は雲一つありません。
当社には毎年恒例の行事が発会の日にあります。社員大勢で氏神様へお詣りして、お祓いと祈願をして頂き、そのあと境内で一杯やるのです。「雨ではなぁ」と朝方心が曇ったのですが、空と同じように、今では晴れ晴れとしています。
「袖ひちてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ」
古今集春歌上の二首目、紀貫之の歌は立春に詠んだ歌ですから、季節的には今から1ヶ月後ぐらいになります。「(夏の頃に)袖を濡らして手に掬った水は今は凍っているが、立春の(暖かい)風が解かしていることだろう。」という意味です。何年か前に根津神社で引いたおみくじにこの歌が書かれおり、その時に注いでいた春の光の眩さの中で、この歌から希望を感じ取ったことを鮮明に覚えています。
復活・再生・始動していく春の兆しを素敵に詠んだ歌で、新春というと真っ先に思い出します。今年もそのような希望に満ちた年明けですね。
本年もマネックス・ビーンズを何卒よろしく願い申し上げます。