出張で欧州に来ました。日曜日に東京を出て金曜日の夕方に東京に戻りますが、欧州内の3都市を回ります。ほぼ毎日、ミーティングのあとに夕方移動する感じです。今日は20時間かけて、とある都市のホテルまで辿り着きましたが、旅行は慣れているのでそれほど苦になりません。移動中でも必要に応じて寝ますし、空港でも街中でも、インターネットには簡単に繋げられます。食べ物も無理に全部食べようとすると具合が悪くなりますが、自分で節度を持って食べれば、体調も維持出来ます。ただ一つ閉口してしまうのがホテルのベッドです。これはどこもそうだという訳ではありませんが、一般に欧米のホテルのベッドは柔らかいものが多く、これだけは参ります。ようやく着いた部屋でベッドが柔らかいと、一瞬不安がよぎります。それでも疲れているので寝てしまうのですが、徐々に腰が痛くなって来てしまうことがあります。今日もそうでした。仕方がないのでベッドカバーを床に敷いて、その上で寝ます。普段から固い床(とこ)で枕もなく寝ているので、全く苦にはならず、よく眠れるのですが、ちょっと虚しい気はします。まぁしかし、いざという時の処方箋は多く知っている方が安心です。しかし欧米人はあんな体格でも、腰は丈夫なのでしょうか?
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。