そろそろ花火のシーズンです。小さい頃から、よく花火をしました。花火は夜空の暗さと花火の煌めきのコントラストや、一気に燃え上がって消える儚さが趣を演出しているのだと思いますが、同時に、やはり男の子なので、ちょっと危ないところにも興味をそそられたのだと思います。書くのは少々憚れますが、随分無茶もしました。ドラゴンに火を付けて地面に置かずに手で持ったり、二陣に分かれて、地面の上でグルグル回る筈の花火に火を付けて、やはり地面に置かずに敵陣に投げ込んだりとか。竹籤の先に煙草より太くて短い火薬の付いたロケット花火というのがありました。あの竹籤を短く切って手に持ち火を付け、噴射が始まってからボールを投げるようにうまく手を放し遠くまでロケットを飛ばすのが、私の近所の悪ガキ連の間でのお気に入りでした。よく考えるとトンデモナイ話ですが、まぁ昔のことですし若気の至りと言うことで御容赦下さい。花火大会も好きですが、海外にもファイアー・ワークスなるものがあります。しかしやはり日本の打ち上げ花火の方が心が躍るのは、より近くで見られるので危険な雰囲気を感じられるからでしょうか。(くれぐれも御子息などには内密に・・・)