週末に行われたF1シリーズ第13戦、ハンガリー・グランプリでスペイン人のドライバーフェルナンド・アロンソが史上最年少で優勝しました。
22歳と26日だったそうです。今迄の最年少記録はやはり22歳なのですが、もうちょっと年上だったようです。さて、この史上最年少優勝ですが、同じモーター・スポーツでもオートバイのグランプリではもっと若い選手がいくらでも優勝しています。詳しい記録は知りませんが、現役のロッシでも最上級のグランプリで優勝し始めたのは18歳頃でしょうから、ドタ勘で言っても4歳はスプレッドがあります。必要とされる運動神経の質が違うのでしょうか?しかし18歳と22歳で、22歳の方が優れている運動神経があるとも思えません。腕力の差でしょうか?これはあり得そうです。F1は体の重心を移動することが出来ませんから、その分加速度に反して力ずくでハンドルを切ったり、姿勢を変えないで首の傾きを維持するなど、相当の筋力を必要としますが、それは18歳ではまだ鍛えきれないということでしょうか。判断量の差でしょうか?しかしこれはどちらも同じような量の判断が必要な気がします。F1の方がビジネスとして大きいので、それだけ重厚にヒエラルキーが作られており、その結果ドライバーが頂点に立つまで、「不要に」時間が掛かるのでしょうか?これもありそうです。しかし、本当に勝ちたいチームであれば、そんな仕組みはすぐに改革しそうです。結局筋力説以外は有望と思えるモノがないのですが、いずれにしろ史上最年少優勝は素晴らしいことだと思います。ようやくF1にも新しい時代が来かけているのかも知れませんね。