今更言うまでもありませんが、株式市場の売買高が最近やたら高くなっています。5月頃から10億株超えるようになってきて、先週の金曜日には遂に20億まで達しました(東証一部だとほんのちょっと20億に足りない数字。二部を合わせると20億を超えました)。バブル期でも、20億株を超えた日は数えるほどしかありません。この数週間は14億株程度が当たり前になってきています。
毎週木曜日の午後に、東証のHPに前週の「投資部門別売買状況」というものが発表されるのですが、なかなか参考になります。最近の売買高増を引っ張っている最大の担い手が個人であること、売りと買いの金額の差で見るとこの相場で一番買えてるのが外国人投資家であり、一番売り続けてきているのが国内機関投資家であることなどがよく分かります(国内機関投資家はあまり上手とは言えませんね(笑))。
いずれにしろ特定の投資主体だけが活発になっているのではなく、みんながそれぞれマーケットに来ていて、何やら騒々しいのが気になる。自分も来ているから混み合っているのに、なんか自分だけ取り残されるような感覚に襲われ、自分も思わず買ってしまう。スーパーに行って静かだと少ししか買い物しないのに、店に入った瞬間、目の前のコーナーに大勢が群がっていると思わず自分も突進して商品を手に握りしめてしまう−そんな感じでしょうか。この売買高−騒々しさが続いている間は、恐らくマーケットは安泰でしょうか。やっぱりマーケットって面白いですね!

さて、今日はマネックス社員の「ぶぶ子」なる者からマネックスFXに関する投稿があったので披露します。昨晩書かれたものなので若干内容が古いですが御笑覧下さい。

ぶぶ子は昔ロンドンに本社のある会社で勤めていました。いまでも夕方6時になるとロンドンがあくなぁ、と思ったりします。そうそう、今日もそんなことを思っていて、ふとニュースをみるとユーロ圏の消費者物価指数がまぁ好調で、貿易収支も黒字とあります。でもなんか予想通りみたい。うーん、やはりユーロは強くなりすぎたかな、とぶぶ子は思います。
そしてユーロ円の売りのポジションを1万単位だけ取りました。1万単位以上はやらない、をポリシーの1つにしているぶぶ子。ぶぶ子は見た目よりずっと堅実です。夜オフィスをでて、習い事をして家に帰ってくると、ほらね、やっぱりユーロは売られています。で、利食わせていただきました。1000円以上益がでたら、迷わず利食い、もポリシーなんですよ。「君って堅実だね、見直したよ」なーんて言われたいもんです。(自分ぼけ)
ぶぶ子