円高を阻止する為に大量のドル買い・円売り介入が続けられていると言われています。
巷の話では、毎週1兆円のペースでドル買い介入をしているようですが、確かに5月末の日本の外貨準備高は5430億ドル、4月末に比べて436億ドル増えています。日本は60兆円を超える世界最大の巨大な外貨準備を持ち、かつ毎月5兆円ペースでドルを買い足している訳です。もし仮にこのペースでドルを買い続けたらどうなるでしょう?しまいに日本銀行券(お札)も日本国債も、その裏付けとなる資産はドルだらけになりはしないでしょうか。円のようでドルである円。なにやらこんがりますが、このままだと日本経済はいずれドル・ベース経済になりはしないでしょうか?円・ドルという為替レートも必要なくなり、118円の固定相場制になったりして・・・。
こんな馬鹿な話がある訳がありません。いずれ今のオペレーションは維持できなくなるでしょう。しかしりそなの件にしてもそうですが、日本のやることは桁が違いますね。呆れるやら、感心するやら、どこか不思議な気がしますね。