週刊誌を読んでいたら、富山県が一般の水道水をペットボトルに入れて発売するという記事がありました。そもそも95%が立山の水で、雑菌が少ない為に消毒に使う塩素量も少なく、とてもおいしいので売り出すことにしたらしいのです。富山では殆どの人がミネラルウォーターではなくて水道水を飲んでいて、「六甲のおいしい水」よりも水道水の方がおいしいという意見が多いそうです。値段は普通のミネラルウォーターと同程度だというのですが、これには驚きです。ミネラルウォーター・ビジネスは、その「水」の源泉からの処理前の運搬が一番大変そうな気がするのですが、街中でヒネルトジャーをそのままボトルに詰められるとしたらコスト削減は大きいでしょう。消毒処理する必要もなし。富山に住んでいれば誰でも出来る。そしてそれを売れる。ホントにこんなビジネスってあるのでしょうか?夢のような話で、富山じゅうが水成金になりそうですが、どこかに落とし穴がある筈です。みんなが始めると水不足になる。で、仕方なしに水道水でなくてペットボトル入り「富山の水」を買うことになる。そんなバカな。では自治体だけでやろうとすると、県民が水を利用して何が悪い、そんな法律があるのか、ということになる。そんないざこざから悪い風評が立ち、肝心の水が売れなくなる。分かりません。謎を解こうとインターネットで調べようとしたのですが有力な情報は見つかりませんでした。
久しぶりに春日三球のように眠れなくなりそうです。