つぶやきの読者の方から大変面白いメールを頂戴しました。今日はその内容を紹介させて頂きます。コンビニのレジに小さな赤い郵便ポストがあるのを見てバイトの人に思わず、「これって本当にポストですか?」と聞いてしまい、更にはレジで、「ETFですか、温めますか、それとも日ばかりですか」なんて聞かれたりしたらどうしよう、などと不意に思ってしまったというのです。これは傑作です。こういう自由な想像力は、とても素敵だと思います。こういった想像力がきっかけとなり、実際に新しい発明や改革が実現することもあります。こういうノリは、星新一のSFショート・ショートが秀逸ですが、星新一的にはコンビニのバイトはロボットでしょう。しかしそうやってロボットが労働をどんどん代わっていくと、人間はどうやって収入を得るのでしょうか?収入がなければ、そもそも消費だってできません。南北戦争に於いて北部が奴隷を解放したのは、何も人道的に北部が優っていたからではないそうです。生産手段の機械化が進み、生産性が飛躍的に上がった北部では、次にその製品を消費する人が大量に必要になった。そこで奴隷を解放して、労働者にし、給料を与え、購買力を持たせた、と言われています。ボッコちゃんの世界は、やはり絵空物語ですね。