夏と言うには未だ早いですが、今日の東京はかなり暑い日でした。前から何度かつぶやきに書いてますが、夏は創作活動を低迷させると思います。古今集にも夏の歌はあまりありませんし、百人一首でも夏の歌はたったの4首だけです。詩の世界でも、立原道造のソネットなど、どこか夏っぽいイメージがあるのですが、よく読むと避暑地に於いて、冬に詠まれた詩であったりします。しかし一方、歌謡曲などでは夏の曲は多いように思えます。どうしてでしょうか。時代が変わって、好みが変わったのでしょうか。これはほんの思いつきで恐らく間違っているとは思いますが、生産性が上がった現代に於いては、同時に一年中消費をある程度の水準に保つ必要があり、放っておくと夏はダレて創作活動だけでなく消費活動も落ち込んでしまうので、商業的な理由から、刺激的な歌で経済活動を下げないような工夫が行われるようになったのではないでしょうか?多分違いますね。こんな風に思えるのは、私が夏が苦手であるからでしょう。失礼しました。