グリーンスパンFRB議長がアメリカ国民向けに英語とスペイン語で、「あなたが誰であろうと、お金に関してはよく理解して判断することが、あなたとあなたの家族の将来の家計を安定させます」というCMをテレビとラジオで流し始めます。
連銀のHPに行くと、「お金については勉強することがイッパイ」という表表紙、裏表紙双方入れて8ページの簡単なプレゼンがあり(URLは下記参照)、まぁ当然のことが書いてあるのですが、貯蓄に関しては「早く始めれば、それだけあとでイッパイ手にできる」と書かれており、借金に関しては、「クレジットカードを使ったり、家を担保にお金を借りる前によく考えましょう。衝動買いはせず、毎月のクレジットカード利用額に上限を設けましょう。」などと書かれています。アメリカ経済の成長を支えてきた、個人消費のレバレッジをそうっと下げようとしているのでしょうか。アメリカに於いては株式市場では経済に強気の見方が、債券市場では弱気の見方が主流ですが、グリーンスパンは随分慎重ですね。とても気になります・・・。
URL→ http://www.federalreserveeducation.org/fined/psa.pdf