東京は暖かい日が続いています。気温が安定してきたので、種蒔きの季節です。朝顔、ひまわり、松葉牡丹などなど、どれも大体発芽適温が20度から25度程度なので、ちょうど今頃が蒔き時のようです。あの小さな何の変哲もない粒から、あれだけ綺麗な、そして複雑な形をした花が咲くのは驚きです。朝顔にはいろいろな種類がありますが、変わり種の朝顔の造りを見ると、そのタネとのギャップにはただ呆然とします。
タネのメカニズムは不思議です。水分と温度をきっかけに発芽する訳ですが、20度という温度は当然植物だけでなく動物にも大きく作用するでしょう。ヒトは季節によってそれほど行動パターンが違わないように感じますが、実はかなり無理をしているのかも知れません。本来ヒトは今頃どういう行動に走るのだろう?などと考えてみるとちょっと愉快な気持ちになりました。