(まず始めに昨日のつぶやきですが、松井がいるのはヤンキースです。メッツと書いてしまいました。すいません!)
唐代の詩人猛浩然の五言絶句、「春眠暁を覚えず・・・」はあまりにも有名です。フルバージョンは、「春眠不覚暁 處處聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少」となります。春の朝は眠い。鳥が啼き、雨が降り、風が吹いても布団から出られなくて、どれだけその風雨で花が落ちたかも分からない。そんな眠くて、だらしない雰囲気が漂うのが春の朝です。しかし何故か今年は、人が寝る頃に起きて、鳥が啼こうが、風が吹こうが、花が落ちようが、全て目の当たりにリアルタイムに目撃し、夜が明ける頃には全て世の中で何が起こったかを知っているという、極めて不自然なというか稀な経験をしています。
このつぶやきの上に書いているように、毎朝4:30から1時間のフジテレビの番組「めざまし新聞 for BIZ」に、私は月曜日に生出演、当社社員も火曜から金曜まで毎朝電話で繋いで経済ニュースの解説をしています。5時半には世界の動きのリキャップが終わっている。「春眠暁を覚えず」というよりも、さながら「春暁眠りを知らず」といった感じでしょうか。
(番組の内容の一部は、上にあるようにこれからもマネックスメールの中で紹介して参ります)
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。