ベルギーの科学者であるフリゾン氏という人が、このままでは10年以内にバナナは絶滅するかも知れないという学説を発表したそうです。バナナは世界中の100以上の熱帯もしくは亜熱帯の国における日々の食事の中で極めて重要な部分を占めており、4億人の人がバナナを主食もしくは必要不可欠の食料としています。そのバナナが遺伝子的な問題から自力で繁殖していくことは不可能で、科学的な助けがないと絶滅するというのです。これは大変です。名曲「飛んでったバナナ」(バナナが一本ありましたぁ〜♪ばななんばななん・・)も唄われなくなるのでしょうか。バナナボートもなくなるでしょうか。少なくとも縁日のチョコバナナは姿を消すでしょう。・・・実際にはこれからも科学的に栽培されていくのでしょう。デラウェアなども恐らく同様の問題を抱えているのでしょうが、このように人工的に操作されている植物や動物をずっと食べていると、そのうち体のどこかが具合悪くなりはしないかと心配になります。クローン・ベイビーは話題を集めていますが、クローン果物ももう少し考え直した方がいいのでしょうか。