日本のメディアはとても画一的です。日本のどの新聞を見ても大体同じ様なことが書いてありますが、欧米の新聞を見ると同じ日の『日本の』トップ・ニュースが、日本の新聞では殆ど扱われていない話題であったり、或いは同じ話題でも全く違う解釈であったりします。このような多様性の無さは我が国の極めて大きな問題です。一部テレビでは欧米メディアの紹介番組もありますが、それは欧米のニュースの紹介です。
また欧米メディアの日本支局は基本的に本国向けにニュースを配信することを仕事としています。欧米メディアによる、日本の話題の解釈を日本語で日本人向けに流して貰えないものでしょうか。地上波テレビのゴールデン・タイムの10分程度の帯を買い占めて、毎日日本語で流してくれたら最高です。
そんな私案をまとめた本が出ました(この案は入っていませんが)。ダイヤモンド社が、「こうすれば日本はよくなる!」という本を出版してくれました。つぶやきに既に出てきた話も多いですし、甚だ僭越で生意気でお恥ずかしい限りなのですが、具体的な私案がまとめられており、多様性のない中で、「こんな考え方もある」ということで、まぁ御勘弁を。