マネックスがいよいよ信用取引を始めます。本日から信用取引口座のお申込受付を開始致しました。多くの皆さんが恐らく御存知のように、マネックスは信用取引の導入に慎重でした。個人のお客様を取り巻く環境と条件を鑑み、お客様の立場に立って考えた結果ですが、信用取引に対する認知もニーズも、そして個人投資家に与えらる環境も市場環境も、この数年の間に全てが大きく変わりました。その結果マネックスもようやく信用取引を開始することとしましたが、ネット証券としてはほぼ最後発となりました。
(信用取引に関する考えは、去年の2月5日、2月6日、今年の1月22日、6月19日にその1からその4まで、つぶやきで述べてきています。マネックスメールのバックナンバーはこちらです。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/index.html)個人投資家にとっての情報格差の縮小、単元株導入による投資単位の減少、優れたインターネット・トレーディング・システムの提供、市場環境の変化、そして何より個人投資家からの強い要望。これらに応えて、しんがりから、マネックスは信用を始めます。しんがりである以上、よくよく考えられた最上のサービスをお客様に提供したいと考えています。
初心者の方が信用取引を理解するための独自コンテンツ、33%という低い委託保証金率、1回当たり手数料と1日当たり手数料の選択制(来春から)、建て時にストップロス注文を予め入れられる機能(一律750円)、保証金率が数字と色タイルでリアルタイムで見られる工夫、来春までの手数料900円キャンペーン、12月末までの4000円収入印紙代キャッシュバックキャンペーン、保有投信残高も代用有価証券に利用できるサービス、などなど。
詳しくはHPで見て頂きたいのですが、初心者の方にも、ベテランの方にも御納得頂けるサービスであれと願っています。これからもお客様の声にしっかりと耳を傾けて改善を重ね、皆様にとって最上のサービスとなるべく努めて参りたいと思います。今日は完全に宣伝モードですが、マネックスの信用取引をよろしくお願い致します。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。